断酒期間を終了して飲酒を再開したら、果たして血圧が上がり始めた
中高年のみなさま、高血圧でお悩みではありませんか？ 血圧が高くなる原因は、一般的には肥満、塩分の摂り過ぎ、ストレスや喫煙などの生活習慣に原因があると言われています。しかし、これらの原因が思い当たらない方、減塩や適度な運動をしても思うように血圧が下がらない場合は、もしかしたら「お酒」が原因かもしれません。
生活習慣病と言われる高血圧症はサイレントキラーと言われており、中高年の方で気にされておられる方も多いのではないでしょうか。かくいう私も高血圧症で5年以上通院して降圧剤を飲み続けています。
前回の記事では、高血圧の人が飲酒量を減らして血圧を正常値まで下げることができるのか？ということについて、身をもって100日間の断酒を行い検証しました。そして血圧をほぼ正常値まで下げることができて、飲酒習慣と血圧の関係を検証することができたことを紹介いたしました。
そこで今回の記事では、断酒期間を終了して飲酒を再開したら、血圧が再び上昇するのかを検証してみました。
目次
9月から徐々に飲酒を再開したら、血圧が上がり始めた！
8月末まで断酒を継続しておりましたが、血圧が正常値に戻ったこともあって、『もうそろそろ断酒をやめてもいいのではないか？』という悪魔の囁きがあって、9月から少しづつ飲酒を再開しました。そして、いい機会なので、飲酒を再開すると果たして血圧が再び上昇するのだろうか、それを検証することにしました。
飲酒を再開した当初は、２週間に一度、ビール350mlを1本から始めました。しばらく酒をやめていたので、缶ビール1本でもほろ酔いするほどでした。10月になると、1週間に二度、土日の休みの日に、缶ビール１本とブラックニッカ・ディープブレンドをハイボールで２杯程度飲むようになりました。アルコール量で換算すると40gくらいでしょうか。それにしても、ブラックニッカ・ディープブレンドのハイボールは安価な割に本当においしいと再発見しました。
11月中旬の現在ではどうかというと、1週間に三から四度、ブラックニッカ・ディープブレンドのハイボールを3杯くらい（アルコール量換算で40gくらい）飲むようになりました。1週間に3日、月曜・火曜・木曜の休肝日は厳守しています。また、深酒しないようにほろ酔いで止めています。
血圧は毎朝測っているのですが、時々、値が高く出る日がありました。最近、朝晩は冷え込むことが多くなってきたので、寒さで血管が収縮しているせいかもしれません。しかし、飲酒を再開したことが血圧の上昇に関係しているかもしれないので、この機会に測定結果をまとめてみました。
飲酒を再開してから血圧（上）は140mHgまで上昇、やはり飲酒が影響か？
断酒して血圧（上）の値が132mHg 程度に下がっていたのですが、飲酒再開後に再度上昇し始め、11月中旬現在では140mHgまで上昇しました。データは正直ですね。朝の寒さが血圧を上げているのかもしれませんが、飲酒が影響しているものと、重く受け止めておこうと思います。
血圧（下）は、85ｍHg 前後で推移していて、幸い上昇はしていないようです。
体重も飲酒再開後に増加傾向！ やはり飲酒は控えたほうが良いかも
飲酒を再開した後でも体重は61kg前後で推移しており、私のベスト体重なのですが、近似曲線を引いてみると最近増加傾向にあることが分かりました。ベスト体重を維持するためにも飲酒は控えたほうがよさそうです。
また断酒すべきか？ 摂取アルコール量をコントロールして飲酒を続けるか？
上に示された結果を真摯に受け止めるならば、また断酒したほうが良いに決まっていますが、それも寂しいので、アルコール摂取量をコントロールして飲酒を続けたいと思います。適切な飲酒量は、アルコール量に換算して1日20g以下と言われていますから、これを1週間単位で考えると、週に140g以下となります。1日にアルコールを40g摂取すると仮定すると、約3日分に相当します。そこで、月～木の4日間は飲まない日、週末の金～日は飲酒しても良い日にしようかと思います。
もちろん血圧の傾向を注視して上昇が続くようなら、アルコール摂取量をコントロールしようと思います。
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ここまで読んでいただき、どうも有難うございました。
是非、また、当ブログを読んでいただきますよう、よろしくお願いします。
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