在宅勤務という働き方を阻害する3つの要因

在宅勤務

新型コロナウィルス感染拡大防止が契機となって、在宅勤務が推奨されていますが、コロナが収まったら、在宅勤務という働き方が消えて、無駄に時間を消費する通勤が始まってしまうのでしょうか?ぜひ、在宅勤務が定着してもらいたいものです。本記事では、在宅勤務を阻害する要因について考えてみました。

目次

コロナ終息後も在宅勤務を続けたい!

新型コロナウィルスの影響で、世の中すっかり変わりました。気が付くと、私の場合は2020年2月28日から在宅勤務(週の半分は出社と在宅)が始まり、もう1年半以上経ちました。この分では、あと1年ほどは在宅勤務と出社併用が続くのではないかと思われます。

世の中では「働き方改革」などと盛んに喧伝されていましたが、それでも、なかなか働き方が変わらなかったものが、コロナ禍で在宅勤務が一気に進みました。「外圧」がないと大きな変化は起こらないんだ!と、つくづく感じます。

私の場合で言いますと、出社しても殆どパソコンに向かっています。一人でコツコツ情報を集めて分析し、レポートにまとめるという仕事をしています。そのため、在宅勤務でも全く支障なく仕事ができています。

週に2~3回の会議もZOOMやGoogle Meetなどのテレビ会議で全く支障がありません。むしろ、いままで義務的に出席していた会議では、こっそり内職ができるので、時間が有効に使えます。

在宅勤務の最大の利点は通勤時間がかからないことです。私は毎日片道1時間半以上通勤でつぶれているので、1日に3時間の余裕時間が増えて大変ありがたいです。これは在宅勤務している方は皆さん感じておられるでしょう。

新型コロナウィルス感染が収まったら、きっともとに戻って、無駄に時間を消費する通勤が始まってしまうのでしょうか?ぜひ、在宅勤務が定着してもらいたいものですが、今回は在宅勤務を阻害する要因について以下のように考えてみました。

在宅勤務の定着を阻害する3つの要因

在宅勤務の阻害要因には3つの要因が考えられます。それらは「業務形態の違いによる要因」「PC/ネット環境およびワークスペースによる要因」「管理職の要因」です。それぞれについて説明します。

業務形態の要因:個人作業で仕事を完結できる業務形態は在宅勤務と相性が良い

業務内容によって、「そもそも在宅勤務ができない」という業務形態が考えられます。企画系や特許調査など、デスクワークが中心の方は在宅勤務に向く一方で、サービスや、製造現場などで働く方は在宅勤務そのものが難しいと考えられます。

なお、デスクワークであっても、在宅勤務しやすい業務とそうでない業務が存在します。個人で仕事を進めることができる仕事は、業務の完結性が高いため在宅勤務と相性が良いと考えます。例えば、特許調査の仕事は、殆ど個人作業だけで進めて完成させることができますので、在宅勤務と相性が良いと考えます。

一方で、企画のような複数のメンバーで業務を分担して進めたり、意見交換を頻繁に行うグループワーク中心の業務形態では、オフィスでの仕事に比べて在宅勤務はやや効率が劣るような気がします。しかし、これらの課題に対しても、リモート会議やチャットを使えばかなり補えるものと思います。

PCやインターネット環境と家庭内のワークスペースの要因

在宅勤務の場合、パソコンやインターネット回線の環境の有無が阻害要因となりうると考えられるが、これらが問題となることは、実際上あまりないのではないかと考えられます。働いている現役世代であれば、ほとんどの家庭でパソコンを有していると推測されますし、また、パソコンを所有していてインターネット環境が無いということは考えにくいからです。

PCやネット環境よりも問題となる阻害要因は、自宅内に在宅勤務できるスペースがあるかどうかという問題でしょう。小さい子供が居るために仕事に集中できる環境が作れなかったり。または、夫婦で在宅勤務していてセキュリティーを確保しにくいといったことも十分に考えられます。

管理職の要因:在宅勤務にすると管理職の存在が疑われるおそれがある?

管理職が部下の業務遂行状況を把握できないためマネジメントしにくいということも、在宅勤務の大きな阻害要因になっているものと考えられます。

新型コロナ感染拡大防止のために在宅勤務に切り替えたものの、 「部下がちゃんと仕事をしているか?さぼっているのではないのか?」などと不安に駆られて「できるだけ出社するように」と指示を出している管理職も多いと考えられます。

或いは、部下に指示を出さなくても在宅勤務によって問題なく業務が遂行できる事実が明らかになると、管理職の存在意義が問われるのではないかと、疑心暗鬼になっている管理職もいるのではないか、とすら勘ぐってしまいます。

在宅勤務をしてみて気が付いたこと

在宅勤務で通勤時間が無くなることで時間が増えてうれしいのですが、反面、休日がさほど楽しく感じなくなりました。つまり、毎日つらい通勤をして月曜日から金曜日まで働いた場合の土曜日曜の解放感が、在宅勤務をしていると薄れてしまうことに気が付きました。休みの日でも新型コロナで外出できないので楽しめない、ということもあると思いますが。

逆に、日曜日の夕方の「サザエさん症候群」的なこともなくなって、その点は良いことです。なお、「サザエさん症候群」とは、日曜日の夕方に「明日からまた早起きして仕事に行かなければならない」という現実に直面して憂鬱になることです。

あれこれ考えてみましたが、「在宅勤務が定着しますように!」と祈るばかりです。

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