植栽剪定作業のために市内の公園を下見してきた

私が所属するシルバー人材センターの植木剪定の対象には、市内の公園の植栽の剪定の仕事があります。季節的にそろそろ公園の仕事が始まるため、市内の公園の場所を確認するため、市内の12ヶ所の公園を下見してきました。

目次

公園の植栽剪定の仕事内容

 私がシルバーで仕事をするようになった昨年の秋にも、数か所の公園の仕事を経験しました。シルバーの仕事の範囲としては、ツツジなどの低木の刈り込み剪定が中心になり、高い木はシルバーの作業の範囲外となります。

 ツツジやアベリアなどの生垣の刈り込みをする前に、雑草を取ったり蔦などの蔓草を取り除くのも仕事のうちです。刈り込みは、柄の長い刈り込み鋏ではなく、エンジン・バリカン(一般にはトリマーといった方が分かりやすいかも)を使って刈り込みます。

 公園の規模でいえば比較的小さな公園が多く、一日に2ヶ所から4ヶ所、複数の公園を回って作業をします。広い公園は、契約している造園会社がメンテナンスしているのだと思います。

公園の仕事での苦労

 公園で作業する場合に注意しなければならないことは、第一に公園利用者への配慮です。小さい子が利用している場合は機械の利用を控えて、遊具から離れた場所で作業をします。

 以前、エンジンバリカンで刈り込み作業中に、十数人の園児が保育士さんに連れられて遊びに来たことがありました。その間、エンジンバリカンの使用を中止して、刈り込み鋏で作業したことがありました。手で刈るとどうしても時間が掛かってしまいます。

 公園作業では周辺住民への配慮も必要です。安眠妨害・苦情のおそれがあるので、早朝のエンジンバリカンの使用は控えなければなりません。また、公園は住宅街にあるため軽トラックの駐車位置にも気を使います。軽トラは機械類を運ぶだけでなく、剪定した葉や草木(ゴミ)を積むため、作業場所に近い場所に駐車せざるを得ません。

 また、公園に限ったことではありませんが、トイレにも困ることが多いです。大きい公園であれば公衆トイレが設置されていますが、小さい公園ではトイレがない場合が多いです。近くにコンビニがあればいいのですが、住宅街では近くにコンビニがない場合もあり、自転車で遠くのトイレまで行かなければなりません。

公園の下見

 先日暇でしたので、市内の公園巡りをしました。私が受け持つ担当地域(市の1/4程度)にある公園を地図アプリで調べ、12ヶ所の公園を1日掛けて回ってきました。

 下見の目的は、①公園の場所の確認、②植栽の種類の確認と作業量の見積もり(例えば6人で4時間くらい掛かりそう、とか)、③駐車可能位置の確認、④トイレの有無、⑤危険個所(擁壁の上にある生垣など)の確認、などなどを確認して回りました。

 植栽の状況を写真に撮って回りましたが、公園にいた親子から見たら、不審なおじいさんが変なことをしている、と映ったことでしょう。

 会社勤めしていた頃は、ごく近くの大きな公園を除くと、公園に行くことは殆どありませんでした。定年退職して近所のちょっと離れた公園を巡ったことは、地域を知るうえで良い経験になりました。大通りから一歩入ったところにこんな公園があったのか、と知ることができました。


ここまで読んでいただき、どうも有難うございました。

是非、また、当ブログを読んでいただきますよう、よろしくお願いします。

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