シルバーで植木剪定を始めるなら60代のうちに!

昨年の10月にシルバーの植木剪定の仕事に就いてから半年が経過しました。今回は、シルバーで植木剪定の仕事を始めるならば、何歳までに加入すべきかについて、経験をもとにお話しします。

シルバー人材で植木剪定の仕事に就くなら60代のうちに

 結論からお話しすると60代、できれば60代前半のうちにシルバー人材センターに登録して、植木剪定の仕事に就くべきだと思います。

 私は退職後65歳でシルバー人材センターに登録しました。ちなみに植木剪定グループの同期は63歳~66歳です。幹部の方に話を聞くと、70歳代・80歳代で植木剪定をやってみたいと申し込まれる方がいらっしゃるようですが、「体力的にきつい仕事なので・・・」と丁重にお断りしているということです。

 前職が植木造園の仕事をされていて剪定の腕前がある方は別でしょうが、未経験者が70歳代から植木剪定の仕事を始めるのは少し遅すぎるようです。

植木剪定の仕事は想像以上にきつい 体力勝負

 シルバーの植木剪定の仕事というと、松などの庭木をハサミでパチパチと切るだけの、シニアでもできる比較的楽な仕事、さほど体力がいらない仕事、と勘違いされている方もおられるのかもしれません。

 しかし、実際の仕事は体力勝負のところが大いにあります。特に剪定技術が未熟な段階、最初の5年間くらいは体力がないとできない仕事が多いのです。

 例えば、準備作業として必要な道具類を軽トラックに積み込む仕事があります。特に10尺~12尺の脚立(高さ3~3.6m)の積み下ろしにはコツもいりますが、ある程度の腕力も必要です。

 作業現場では、剪定する木に脚立を掛ける作業、それも何度も位置を変えて掛けなおさなければなりません。さらに剪定した枝葉(ごみ)を集めて軽トラックを停めてある場所まで運び、荷台に積み込む作業があります。

 刈り込み剪定の場合は、長い刈り込み鋏を両手で一日中カシャカシャ動かしているだけでもかなり腕に負担がかかりますし、エンジン付きのトリマー(バリカン)で刈り込むにしても、重いバリカンを長時間保持して動かしていると腕や肩がパンパンになります。

 仕事を終えて帰宅後にシャワーを浴びるのですが、その際に体重を測ると、私の場合は秋・冬の季節であっても2㎏くらい体重が減っていることがざらにあります。また、私はまだ経験していませんが、夏場では1日に2リットル以上の水分補給が必要だそうです。

 思っている以上にきつい仕事ですが、体を動かすことが好きな方や、植木剪定に興味がある方にはおすすめの仕事です。やると決めたならできるだけ早く、60歳代から始められるのが良いと思います。


ここまで読んでいただき、どうも有難うございました。

是非、また、当ブログを読んでいただきますよう、よろしくお願いします。

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