北アルプス 乗鞍岳に登ってきた

雲海の向こうに見えるのは八ヶ岳?

今回は北アルプスの乗鞍岳の剣ヶ峰に登ってきました。乗鞍岳と言えば畳平バスターミナル(標高約2700m)から、約300m登れば3000m級の剣ヶ峰に登頂できるので、登山初心者でも気軽に登れる山です。

目次

山行2日目 早朝小雨の中をバスで大雪渓肩の小屋口へ向かう

今回は気の合う仲間3人と高山を楽しもうということで、北アルプスの乗鞍高原に行きました。交通は自家用車で中央高速に乗り、松本ICで降りてから国道158号線を梓川沿いに走り、前川渡で左折して乗鞍観光センターまで行きました。

山行の初日は三本滝と善五郎の滝を巡って、乗鞍観光センターの近くにあるオートキャンプ場乗鞍BASE/いがやレクリエーションランドにソロテントを張って夜を過ごしました。

山行2日目 4時半に起床しテントを撤収していると小雨がぽつりぽつりと降り出しました。前途を不安に思いながら朝がゆとコーヒーを頂きました。7:00発のバスに乗るために観光センターに移動。チケット売り場で係の人から「畳平は雲の中ですねぇ」と言われ、まぁしょうがないかなぁと思いながらバスに乗り込みました。

バスが標高を上げるにつれて、車窓から見える景色は雲が切れはじめ、やがて雲海が広がる景色に変りました。バスガイドさんから、ここ数日で最もいい天気ですねと言われ、テンションが上がります。

バスを大雪渓肩の小屋口で下車しました。私たちの他にスキー客がいました。見上げると雪渓がありましたが、スキーヤーが気の毒になるほど雪渓が小さくなっていました。

肩の小屋まで、花の写真を撮りながら登りました。

肩の小屋から剣が峰を目指して

肩の小屋で一本立てて休憩してから、剣ヶ峰を目指します。まず朝日岳の北斜面を斜上していきました。初めは小石が多くて歩きにくく、上部になるにしたがって岩が多くなってきました。コロナ禍で3000m級の山に登るのは久しぶりです。標高2900mを超えるとさすがに息が上がります。

同行メンバーのスマートウォッチでの計測では血中酸素飽和度が84%でした。新型コロナの中等症の患者はこんなにも息苦しい状態を長時間耐えているのかと思いました。ちなみに登山の場合は、脚を止めて休憩すると直ぐに90%以上に回復しました。

当日は天気がよく、遠くからでも山頂の鳥居が見えました。山頂に近くなるにしたがって風が強くなってきて帽子が飛ばされそうになりました。あご紐付きの帽子か、帽子ストラップクリップが必須ですね。

9時40分頃、剣ヶ峰に登頂できました。当日は山の日で、多くの登山客がいて記念写真を撮る行列ができていました。20分くらい辛抱強く並んで登頂の記念写真を撮って、早々に下山を開始しました。

畳平のお花畑は見ごろを過ぎて・展望台は熊が出るアクシデント!

下山の途中、肩の小屋で一本立てて畳平に向かいました。肩の小屋から畳平のバスターミナルまでは普通の車道のように幅広の平らな路になりました。観光客でも歩けるようにしているのでしょう。

途中で畳平のお花畑の木道を廻りましたが、残念なことに花は見ごろを過ぎていました。また、剣ヶ峰に登る途中にあったコマクサもショボくれた状態でした。8月上旬では遅いですね。花を見に乗鞍に登るなら、7月下旬くらいまでに計画にすると良いと思いました。

さて、畳平についたら小高い展望台に登る予定でしたが、アクシデントが発生しました。展望台で「熊が出た!」ということで、登り口が閉鎖されていました、残念!

畳平発13:05発のバスに乗り、観光センタに13:55に到着し、自家用車に乗り換えて家路につきました。

コースマップ 


ここまで読んでいただき、どうも有難うございました。

是非、また、当ブログを読んでいただきますよう、よろしくお願いします。

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