コロナ禍で消費支出が減少 リタイア後の出費抑制を考える好機?

お金

コロナ禍が始まってから1年以上経ちました。今日、「GDP最大の下落率」というニュースが伝えられていました。リーマンショック以上に個人消費が落ち込んでいるそうです。気が付くと、コロナ禍になってお金をあまり使わなくなった現実があります。
この機会にリタイア後の出費の計画を見直してみませんか?

目次

コロナ禍で毎月の小遣いが余る!

我が家では結婚以来30年以上にわたり給料はすべて家内に預けています。私は決まった額の小遣いでやりくりしています。金額は言えませんが、世の中の相場よりも少ないことは確かです。コロナ前は毎月小遣いが足りず、給料前には辛抱の日々でした。

ところが、最近はその少ない小遣いでも余るようになったのです。そうです、コロナ禍でお金を使う機会がめっきり少なくなったためです。皆さんも同様ではありませんか?

山に使うお金がほぼゼロ円に!

コロナ前、私は山岳会の仲間とよく山に行ってました。積雪期も含めてコンスタントに平均で月に2回ほど山に行ってました。泊り掛けの山行が月に1度、日帰り山行が月に1度といったペースです。

G/Wとお盆休みと年末休暇には、山岳会恒例の2泊3日前後の合宿があり、毎回参加していました。そのため、小遣いの殆どを山行の旅費と山用品の購入に使っていました。

しかし、コロナが流行ってからは山に行くことが無くなりました。登山合宿も、北アルプスの殆どの山小屋が休業しており、登山口までのアクセスも道路が閉鎖されバス等の交通手段も断たれ、山に行きたくてもいけない状態が続いています。夏山に今年は行けるのだろうか?大丈夫なんだろうか?と心配しています。

因みに山小屋利用の2泊~3泊の山行ですと、費用が交通費を合わせて約5万円ほどかかります。昨年の春合宿、夏合宿、冬合宿、そして今年の春合宿、と4回連続で中止になっているので、それだけで約20万円の費用が浮いている勘定になります。山に行っていないので、好日山荘やモンベルの店へ山用品を買いに行くことも少なくなりました。そりゃ、小遣いが余って当然なわけです。

呑みの費用も激減!

コロナ禍で、外で呑む機会が殆ど無くなりました。コロナ前には、下山後に”反省会”と称して居酒屋で一杯やってから解散するのが常でしたが、今は皆無です。そういえば、ジョッキの生ビールは、もう1年以上もご無沙汰していますね。

会社でも、人事異動に伴う歓送迎会が無くなり、忘年会すら無くなりました。ここ1年の間に入社された方や退職された方には、歓送迎会ができずに非常に気の毒としか言いようがありません。

外で飲む機会が減った代わりに家呑みが増えましたが、家呑みの単価は安いため、呑みの費用総額は激減ですね。

被服費・外食費も減少!

コロナ禍、在宅勤務で出社する機会が4割減となったため、衣服にかかる費用も安く済むようになりました。もっとも、老年のため被服費はあまり使わない方でしたが。

また、コロナが怖いので電車に乗って都心の繁華街に出かけることも殆どなくなり、買い物や外食することもめっきり少なくなりました。

これでは、飲食業やアパレルが不況になるのも当たり前ですね。当業者にとって突然、厳しい状況になり、居酒屋をはじめとする飲食業やアパレル業の方は、本当に気の毒ですね。

旅行に行けない!

旅行に行くことも減りました。私自身、Go to Travel を利用する旅行を2回予約しましたが、2回ともキャンセルすることになってしまいました。東京在住なので緊急事態宣言下にある期間が長く、越境できないため、旅行する機会がほぼありませんでした。

60歳の定年退職後も契約社員として働いていますが、かつてよりは時間が自由になりますので、コロナさえ無ければ、イタリアなど海外旅行に1~2度行っていたはずです。もし変異株などの影響で感染症の波が今後3年も5年も続くようなことがあると、旅行に行くことなく健康寿命が尽きてしまいそうで心配になります。

今の生活を続ければ老後貧困は避けられる?

ところで、コロナ禍により私たちは意図しなくても質素な生活を強いられているわけです。今の質素な生活が続いて、それが普通の暮らしになると、個人消費が少なくても幸せを感じられるようになるかもしれません。

老後に備えて、生活の質を上げないようにローコストなライフスタイルに慣れさせることが肝要と思います。しかし、コロナ禍の今なら、生活費を無理なく抑制できるいい機会と、前向きに考えることができるのではないでしょうか。なにせ、お金の使いみちがコロナで抑制されているのですから。


ここまで読んでいただき、どうも有難うございました。

是非、また、当ブログを読んでいただきますよう、よろしくお願いします。

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