積雪期の北アルプス・蝶ヶ岳に行ってきた

 5月の連休に2泊3日で仲間と北アルプスの蝶ヶ岳登山に行ってきました。今回の登山は、コロナ禍が明けて久しぶりの大型テントを使ったテント泊です。3日間とも天気が良くて絶好の登山日和でした。上の写真は、蝶ヶ岳山頂付近から眺めた穂高連峰(左から大キレット・北穂高・涸沢岳・奥穂高・前穂高)です。

目次

交通とルートおよびコースタイム

 今回の山行のメンバーは、私が所属する山岳会のメンバー7人で、日程は5月3日~5日の2泊3日でした。

 交通は、往路は新宿から特急あずさ1号で松本まで行き、松本のバスターミナルから上高地バスターミナルまで、アルピコ交通のバスを利用しました。復路は上高地バスターミナルから新島々駅までバス、電車に乗り換えて松本まで行き、特急あずさで帰ってきました。

 5月3日は、上高地バスターミナルから明神館を通り、15時頃に徳沢キャンプ場に到着し、テント(2張)を設営。

 5月4日は、徳沢キャンプ場を早朝4時に出発・・8:30長堀山を通過・・9:40に蝶ヶ岳山頂・・10:20下山開始・・14:00徳沢キャンプ場

 5月5日は、テントを撤収して徳沢キャンプ場を7:00出発・・上高地バスターミナルに10:10に到着

山行記 第1日目

 5月3日、新宿7:00発の”あずさ1号”で松本に向かいました。ゴールデンウィークのため電車は満席で、デッキや通路に立っている登山客もいました。駅ネットで予約しておいて良かった。松本駅で本隊メンバー全員が集合し、バスターミナルに向かう。上高地行きのバスは2号車・3号車と増便されていました。お昼頃に上高地バスターミナルに到着し、軽く昼食を済ます。

 家を出る前に測ったザックの重量は19kg、重いけれど徳沢までの平坦な道なら大丈夫。道中、傍らに二輪草が咲いているけれど、一輪だけが咲き二輪目がまだ咲いていない。一行の足取りは軽く、徳沢キャンプ場を目指しました。

 15時頃に徳沢キャンプ場に到着し、重いザックを下ろしてテントを設営し、屋外で仲間とビールで乾杯!夜は6~7人用テントで特製豚丼を食べ、コロナ禍後、久しぶりにテント内で団らんを楽しむことができた。楽しいけれど、明日に備えて早めに就寝しました。

山行記 第2日目・第3日目

 5月4日、早朝4時出発予定のため午前2時に起床!テント内でらーめんを食べて身支度し、ほぼ予定通り4時に出発準備。ヘッドランプを点けて、徳沢の標高1562mから標高2677mの蝶ヶ岳(高低差1100m)を目指して出発!

 標高2000m付近で残雪で歩きにくくなったためアイゼンを装着。私は試しにチェーンアイゼンにしてみた。結果的にはチェーンアイゼンでちょうど良かった。樹林帯の中、つづら折りの急坂を登り始めてから4時間後に長堀山(ナガカベ山・標高2566m)に到着。体力の衰えか?睡眠不足のためか?今回の山行で最もきつい登りだった。

 長めに休憩を取り蝶ヶ岳山頂を目指して出発。”妖精の池”を過ぎると森林限界となり一気に展望が開けた。9:40に蝶ヶ岳山頂に登頂!前方に常念岳がド~ン、左手に穂高連峰がド~ンと迫っている。槍ヶ岳~南岳~大キレット~北穂高岳~涸沢岳~奥穂高岳~前穂高岳を望む。

 かつて登ったことがある山々を眺めることができて感慨深い。残雪の山々は特にきれいだ。山頂は直射日光が当たって寒くなく、いつまでも此処にとどまっていたいくらいでした。

 後ろ髪を引かれる思いで下山開始。4時間弱かかって徳沢キャンプ場に無事に下山できました。今日は約10時間の山歩きで久しぶりに疲れた。

 さっそくテント前に座ってビールで祝杯を挙げ、その後テント内で歓談した後に眠りに就いた。この晩は疲労のためよく眠れた。

 5月5日、4時半起床。テントを撤収し各人でパッキングしなおして上高地バスターミナルまで移動。途中、明神橋を渡って穂高神社奥宮に参拝した。その後、10:16に無事に上高地バスターミナルに到着しました。


ここまで読んでいただき、どうも有難うございました。

是非、また、当ブログを読んでいただきますよう、よろしくお願いします。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です