北アルプス 乗鞍高原の三本滝・善五郎の滝に行ってきた
今回は北アルプス乗鞍高原の三本滝と善五郎の滝を巡ってきました。乗鞍高原といえば乗鞍岳の剣ヶ峰(標高3025.7m)を思い浮かべる方が多いと思いますが、今回は日本の滝百選にも選定された三本滝と善五郎の滝を見てきました。
目次
アクセス 中央高速道の松本ICで降りR158で乗鞍観光センターに向かう
今回は気の合う仲間3人と高山を楽しもうということで、北アルプスの乗鞍高原に行きました。交通は自家用車で中央高速に乗り、松本ICで降りてから国道158号線を梓川沿いに走り、前川渡で左折して乗鞍観光センターまで行きます。
乗鞍観光センターは長野県側から畳平へ向かうシャトルバスに乗り換えるバスターミナルになっていて、広い無料の駐車場が用意されています。山行当日は8月の平日でしたが11時過ぎに到着した時には、既に8割くらいが車で埋まっていました。
殆どの登山者は、乗鞍観光センターに自家用車を止めて、そこからシャトルバスで畳平まで移動(約50分、片道3300円)するのですが、私達は途中の三本滝バス停で下車しました。なお、三本滝バス停までは自家用車でも行くことができますが、三本滝から観光センターまで歩いて戻る計画だったので、シャトルバス(片道)を利用しました。
一度に三つの滝を眺めることができる三本滝
12:00発の畳平行のシャトルバスに乗り込み、我々4人だけが途中の三本滝バス停で下車しました。スタート地点が標高1800mあり、高原の涼しさを味わいながら「かもしかの径」を三本滝に向かいました。
三本滝は「番所大滝」「善五郎の滝」とともに「乗鞍三滝」と呼ばれ、日本の滝百選にも認定された滝です。向かって「右側の滝」「正面の滝」「左側の滝」があり、それぞれ水源が異なる滝が一ヶ所に合流しているところが特徴になっています。それにしても滝の名称が「右側の滝・正面の滝・左側の滝」とは、ストレートな表現ですね。
立ち位置から一番近くにある「右側の滝」は比較的なだらかな滝で、もしかしたら登れるかなと不遜なことを思ってしまいました。 一方、正面の滝はほぼ垂直に落ちてきていて、これは絶対に登れないな。
三本滝をひと通り見終わってから、三本滝分岐を通り鳥居尾根を下ると急に眼前が開けました。そこはスキー場でした。スキー場はクルマユリと黄色い花(アラゲハンゴンソウ)のお花畑でした。
スキー場で花を楽しんだ後、鈴蘭橋を通って「乗鞍三滝」のもう一つの滝、善五郎の滝を見に行きました。
宿泊はオートキャンプ場で快適
善五郎の滝を堪能してから、乗鞍観光センターに戻りました。 そこから止めていた車でオートキャンプ場の乗鞍BASE/いがやレクリエーションランドに移動しました。そう、今回の宿泊はオートキャンプ場の広いサイトに、小さいテント(1人~3人用)を4つ張って、寝ることにしました。もちろんコロナ対策のためです。
オートキャンプ場の料金は、1サイト6,600円でしたので、4人で割り勘すれば一人1,650円です。山小屋のテント場は1,500円くらいですから、ほぼ同額です。オートキャンプ場なので、水場は勿論のこと洗い場もあって、水洗トイレ完備、ゴミも出せるということで、とても快適でした。
オートキャンプ場をベースキャンプにして登山するという選択肢は、大いにあり得ますね。乗鞍岳以外にも登山口に近いキャンプ場があれば、大いに利用したいと思いました。
コースマップ
ここまで読んでいただき、どうも有難うございました。
是非、また、当ブログを読んでいただきますよう、よろしくお願いします。