シャワークライミング 表丹沢の葛葉川本谷に行ってきた

水しぶきを浴びながら滝を登る

今回は表丹沢の葛葉川本谷に行ってきました。葛葉川本谷は沢登り入門として人気の沢だそうです。沢登り未経験のおじいさん、この歳になって初めて沢登りにチャレンジしてきました。

目次

アプローチ 小田急線秦野駅からタクシーで入渓点の「葛葉の泉」に移動

これまでハイキングや3000m級の山岳縦走、雪山などを経験してきましたが、沢登りは未経験でした。今回、縁があって沢登り(最近はシャワークライミングというのでしょうか)を経験する機会がありましたので行ってきました。

場所は、神奈川県の表丹沢にある「葛葉川(くずはがわ)本谷」というところで、沢登りの入門コースとして人気のコースです。当日は気温30度超えの真夏日・無風で、沢で水浴びをするには絶好のコンディションでした。

入渓点までのアプローチは、小田急線の秦野駅からタクシーで「葛葉の泉」というところまで移動しました。タクシー料金は3300円でしたが、同乗者で割り勘にすれば安上がりです。バス便の場合は、バス停から50分ほど歩く必要があるので、数人で行くならタクシー利用が良いと思います。

「葛葉の泉」に着くと、家族連れが川の浅瀬で水遊びしていました。かつて見た夏休みの光景ですね。自然と微笑んでしまいました。

その場でハーネスとヘルメットを着け、沢靴に履き替えて準備を整え、いざ入渓。最初は、慎重にソロリ、ソロリと進みます。本能的に水面に顔を出している石の上に足を置いて、濡れるのを避けるようにして歩き出しました。

シャワークライミングを楽しむ

沢に慣れてくると、徐々に大胆になり、膝まで水に入り、時には腰まで水に浸かりながら進みました。なんだか童心に帰ったようで楽しくなってきます。

初めての沢登りで感じたことの一つは、フェルト底の沢靴は思ったよりも滑らず、安心して岩に足を置けました。普通の山登りでは濡れている岩は滑りそうで、ちょっと気を使うものですが、沢靴(フェルト底だから?)は、全く滑りません、意外でした。

もう一つ感じたことは、滝を登るときに滝の中に足を突っ込むと、割と良い足掛かりがあることが分かりました。また、滝の流れの中に滝に手や足を突っ込むと、当然水しぶきが掛かりますが、これが気持ちい良い。シャワークライミングの醍醐味ですね。

葛葉川本谷では「板立ノ滝(8m)」がもっとも難しい滝です。初心者の私は無理をせず右側の巻き道を登りました。

表丹沢林道にぶつかったところで終了

「板立ノ滝」を過ぎると「曲り滝」が現れます。1m・3m・4mの滝で、登るとき顔や上半身までびっしょりとシャワーを浴びました。そして、頭上にガードレールが見えてきます。本日のゴール、林道に突き当たりました。

本来は、まだまだ上流まで滝が続くのですが、初心者の私は林道に出たところで終了です。このあと、二の塔尾根を降り入渓点の「葛葉の泉」まで戻りました。

気持ちの良いシャワークライミングを初体験出来て満足な一日でした。

今回九鬼山を歩いてみて、楓の木が多いことに気が付きました。秋の紅葉シーズにまた訪れたいと思わせる山でした。

コースマップ 

参考書

葛葉川本谷のコースが載っている参考書をご紹介します。

山と渓谷社 東京起点 沢登りルート 120

ここまで読んでいただき、どうも有難うございました。

是非、また、当ブログを読んでいただきますよう、よろしくお願いします。

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