60歳からの断捨離 リタイア後に備えて気力があるうちにモノを捨てよう

家中にたくさんのものがあると掃除が大変で、いざ片付けようと思っても 年齢を重ねると、 体力がついていかなくなります。そこで体力がある今のうちに、「要るもの」と「要らないもの」をきちんと分けて、要らないものを処分しておきたいものです。

コロナ感染拡大で緊急事態宣言が出され、連休なのにどこにも出掛けられず、時間は沢山あります。 まさに今は断捨離の好機です。そこで、この時間を利用して部屋の断捨離をやってみました。

目次

リタイア後に備えて断捨離を始めよう

還暦を迎えて中学校の同窓会に出席したときです。恩師が「ひとは死んだらすべてごみ、本も服も趣味の物も、身辺にあるものはすべてごみになるだけ!」とおっしゃられました。当時はピンとこなかったのですが、リタイアが近くなり、もうそんなに長くは生きないと思うと、身辺を整理しておかなければと考えるようになりました。

私の場合は多趣味が高じて、油絵(駄作)や額縁(4号~20号)多数、釣り道具、登山・キャンプ道具など、物が多すぎるのです。しかも愛着があるので捨てられません。でも私が死んだら、残された家族にとっては「すべてがごみ!」なんです。

嫁入り道具の箪笥も不要なら捨てよう

まず、30年前以上前に妻が嫁入り道具として持ってきた立派な箪笥の一棹(さお)を捨てました。結婚後、数度の引っ越しのたびに連れてきた愛着がある箪笥ですが、今回思い切ってさようならしました。

そもそも、今はマンション暮らし、クローゼットがあるので箪笥は必要なかったのです。しかし、箪笥があると、ついつい洋服を入れてしまいます。そこで、今回は入れる場所を無くして退路を断とうと思いました。

せっかくのゴールデンウィークですが、コロナ禍で家にいることを強いられ、時間は十分にあります。また、リタイア間近なのでスーツなどもそんなに多くは必要ありません。定年退職して再雇用されてからは、スーツを着る機会が殆どなくなりました。

「もし必要になったら、また買えばいいさ」と、スーツや流行遅れのスラックス、20代の時に買った礼服(体形が変わっていないので今も着れるので残しておいたやつ)をポリ袋に入れて資源ごみに出しました。そして、空になった箪笥は、粗大ごみで処分しました。結果、部屋が多少広くなりました。

それでも、まだ箪笥が三棹残っています。子ども達に迷惑をかけないように、いずれ処分しなければなりませんね。

本を整理して書棚も捨てよう

次に取り掛かったのが書棚の整理です。大小二つの書棚があるのですが、大きい方の書棚を整理して小さな書棚に何とか収めようと思いました。

弁理士の資格取得に使った参考書やファイル、特許関係の専門書など。本は捨て難いといわれますが、「必要なら、また買えばいいさ」と思い切って捨てました。意外に多かったのが、A4やB5の空のファイルです。中身を捨てても「また使うかもしれない」と取っておいたものでした。我ながらバカですね。

仕事の予定を記入していたダイアリーも捨てました。若い頃からA5サイズのシステム手帳を使って仕事のダイアリーをつけていたのですが、これが25年分たまっていました。もう読み返すこともないので、この機会に捨てました。そういえば、予定をGoogleカレンダーで管理している今は、紙の手帳に書くことも少なくなりましたね。

そして空になった書棚は粗大ごみで処分です。

本を増やさないように、近頃は図書館で借りることにしてます。電子書籍を購入したこともありますが、まだ数冊しかなく、まだまだこれからです。

スペースが空いても収納家具を新たに買わない

箪笥や書棚を捨てた後で、クローゼットに収まり切れなかった服や、趣味の道具たちの収納場所がなくなりました。これらの品々は、透明な衣装ケースや収納ボックスに入れて、とりあえず部屋の中に積んでおいてあります。ものを見える化しておいて、使わないものを徐々に捨てていこうという作戦です。

新たな収納家具を買うと、また物が増えてしまうので、基本的にもう家具は買わない。買うとしても、現在持っている家具よりも小さなものを買って、今まで使っていた家具は捨てることにしました。「将来ごみになる」ものは、買い増ししないことです。

5月の連休前半を使って、部屋の空間が少し広がり、気分も心なしか晴れ晴れしています。最近、ミニマリストというのが流行っていますが、少しでも見習いたいと思います。


ここまで読んでいただき、どうも有難うございました。

是非、また、当ブログを読んでいただきますよう、よろしくお願いします。

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