大月市選定 秀麗富岳十二景第十番の九鬼山に行ってきた
今回は大月市選定 秀麗富岳十二景第十番の九鬼山に登り、そこから札金峠(ふだかねとうげ)を通って馬立山に登り、植野山を経て田野倉駅に降りました。楽しみにしていた富士山は雲が出ていて残念ながら拝むことは出来ませんでした。
目次
アクセス 大月駅で富士急行に乗り換えて禾生(かせい)駅に
九鬼山へは、富士急行の禾生(かせい)駅から歩いて出発し、九鬼山、馬立山を経て田野倉駅に下山するコースを選びました。
アクセスは、JR中央本線の大月駅で富士急行に乗り換えて禾生(かせい)駅で降りました。JR大月駅から富士急行乗り場までは、分かりやすい案内があるので問題ありません。
ただ、臨時電車がある場合は注意が必要です。今回も、ホームには普通・河口湖行の電車の他に臨時快速電車が入線していました。臨時快速は禾生に停車しないかもしれませんので、臨時快速に乗る場合は、禾生に停車するかどうかを必ず確認しましょう。
禾生駅を出発し、しばらく国道139号線を歩きだすと間もなく登山口方面を示す標識が現れ、そこを右に曲がります。すると右前方にレンガ造りの趣のある立派な橋が見えました。これは落合水路橋といい、1907年東京電燈駒橋発電所へ発電用水を送るために建設された国の登録有形文化財だそうです。
登山口に向かって登り始めて振り返ると、水路橋の上を水が滔々(とうとう)と流れるところが見えて、とても印象に残りました。いいものを見ることができて良かったと思いました。
たまたま、水路橋の近くにある喫茶店のマスターとお話しすることができました。水路橋を空撮したドローンの動画があるということでした。インスタグラムのアカウントがあれば、ドローンの動画を見ることができます(興味のある方は、「カフェ織水」で検索してみてください)。
登山道は急登が無く、危険個所も無く、歩きやすい
この落合水路橋水路協が登山道は急登箇所が無く、危険なところも殆ど無い、よく整備された道で気持ちよく歩けました。また、土曜日の良い天気だったのですが、出会った登山者はわずか一名で静かな山歩きができました。
当日(7月上旬)は、やや蒸し暑かったものの、ルートが樹林帯で時折涼しい風があって気持ち良く歩けました。
お昼ちょっと過ぎに九鬼山の頂に到着し昼休憩となりました。山頂は開けていてベンチもあって、お昼を食べるにはちょうど良い場所でした。富士山はどっちに見えるのかな?と辺りを見回しましたが、あいにく雲が出ていて遠くの山は見えませんでした。
昼休憩の後、九鬼山を降りて札金峠(ふだかねとうげ)を目指しました。九鬼山を降りた直後は、急斜面を右に見ながらトラバースする道が続き、少し緊張します。その後、尾根道を降っていきます。1か所だけ道迷いしそうな箇所がありますが、間違ってまっすぐ行ってしまわないように、下の写真のように木の枝で行き先をふさぐように目印してあります。
田野倉駅から大月駅へ行く電車は1時間に一本しかないため、札金峠からピッチを上げ、礼金峠ー田野倉分岐ー馬立山ー田野倉分岐ー植野山と一気に駆け抜け、植野山登山口に無事下山しました。田野倉駅には、電車発着の10分前に無事に到着し、帰途に着きました。
今回九鬼山を歩いてみて、楓の木が多いことに気が付きました。秋の紅葉シーズにまた訪れたいと思わせる山でした。
コースマップ
コースタイム
ここまで読んでいただき、どうも有難うございました。
是非、また、当ブログを読んでいただきますよう、よろしくお願いします。