定年退職後10ヶ月、仕事がない!

 65歳で定年退職してから、はや10ヶ月が経ちました。退職後、すぐに健康保険の手続きや高年齢求職者給付金などの諸手続きで忙しくしながら、退職記念の旅行などの楽しい行事もあって、あっという間に最初の3ヶ月は過ぎてしまいました。

 一方で昨年の10月から特許調査業務の請負業務を開始し、11月からはシルバー人材センターで植木剪定の仕事を始めました。そんなこんなで今年の1月までは週に5日間のペースで働き、充実した日々を過ごしてきました。

 ところが、今年の2月ころから特許調査の発注が激減し、植木剪定の仕事も週に1~2日くらいで、時間を持て余すことが多くなってきました。

特許調査請負業務が激減!年度の期初は閑散期?

 前職の会社から出願前調査(先行文献調査)を請け負って仕事をしています。これには、65歳以降70歳までの就業機会確保(企業への努力義務)が背景としてあるのでしょうね。

 昨年10月から月に平均5件ほどの調査業務を受注してきました。それによって得られる報酬も約10万円ほどあり、公的年金の不足を補う分としては十分な額の収入でした。

 しかし、今年の2月になってから業務依頼が急激に少なくなりました。私の専門は電気・機械系で、いわゆるハードウェアやソフトウェアの特許調査の担当しています。

 前職の同僚によれば、最近、電気・機械系の出願がほとんどなく、化学・バイオ系の特許出願が多くなっているということです。会社の特許出願方針に変更があったのでしょうか?

 また、別の要因として年度の期初であることも原因と思われます。新年度が始まったばかりの4月は、出願が顕著に少なくなるという傾向は、研究技術職であった自分には大変よく理解できます。例年、3月に特許出願、正確に言えば会社内での特許出願依頼件数が急増します。そう、研究技術者の出願ノルマ達成のためです。

 4月はノルマ達成後のホッとした気分を引きずり、出願件数は急減します。また、当年度の出願計画を立てる時期でもあり、4月5月は特許出願がほとんどない状態になる企業は多いと思います。

 そのため、前工程の出願前調査については3月4月は閑散期になるということで理解しています。5月から調査依頼件数が増えると期待しています。

シルバーの植木剪定の仕事も年明けから少なめに!

 特許調査の請負業務以外にシルバー人材センターで植木剪定の仕事を昨年11月から始めました。11月12月は何もわからず無我夢中で仕事をしていましたが、週に2日~3日の仕事があって、特許調査の仕事とやりくりしながら忙しくしていました。

 植木剪定の仕事については、12月はどうも繁忙期らしいです。お正月を迎える前に庭をきれいにしたい、というお客様の要望が増えるためらしいです。そのため、たまたま植木剪定の仕事を始めた11月12月は仕事できる機会がたくさんあったようです。

 ところが1月からは仕事量がやや少なくなって、週に1日~2日になりました。植木の同僚によれば、注残が解消できてきたからじゃないかということでした。シルバーは街の植木屋さんに比べて安価なため、半年待ってもらうお客さんも抱えているらしく、多数の注文を抱えていたようです。

 春は新緑が萌え、花が咲き、街の景色が華やかになります。そのため、今の春の季節は剪定の依頼が少なくなるのでしょうか。花が終わり、木々がうっそうと繁ってくると、剪定の仕事の依頼が増えてくるのかもしれませんね。

 余談ですが、街の造園業の経営者は、閑散期には従業員(職人)を遊ばせないように相当苦労しているそうです。シルバーの植木の人も収入が減るのは困りますが、街の植木職人に比べればまだ余裕がありますよね。

 5月になると、松の手入れが忙しくなるようです。新人の私には松の手入れは技術的に難しいですが、少しづつ、否、できるだけ早く剪定技術を身に着けていきたいと思います。


ここまで読んでいただき、どうも有難うございました。

是非、また、当ブログを読んでいただきますよう、よろしくお願いします。

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