65歳以降の仕事は植木・剪定の仕事がおすすめ
シルバー人材センターの会員になり植木の剪定作業などを行う植木・造園グループに属することになりました。今回は5日間の現場研修の状況について簡単にご報告いたします。
5日間の現場研修(無給)
植木グループの正規のメンバーになるには5日間の現場研修を経験しなければなりません。ちなみに、現場研修期間は無給です。植木の仕事は体力的にきつい仕事ですから、現場研修を経験してみて、体力的にやっていけそうかどうかを考えて、希望を出せば晴れて植木グループの正規のメンバーに加えてもらえることになります。
なお、現場研修期間に使う道具(ヘルメット、剪定鋏、刈り込み鋏、ノコギリ)は、シルバー人材センタの物を借りることができました。
現場研修1日目
現場は市内のゴルフ場でした。作業内容は、草刈り鎌を使って除草。その後、先輩方が刈った草を熊手で集めて軽トラックに載せる仕事でした。最初は掃除しかやらせてもらえないだろうと思っていたので想定内でした。体力的には、しゃがんで草刈りの作業だったので腰が痛くなったのと、熊手で集める草の量が半端でなく、やはりきつかったです。
現場研修2日目
現場はマンションの植栽で、作業内容は草刈りと掃除がメインでした。嬉しいことにレッドロビンの剪定をやらせてもらいました。徒長枝の切り方、立枝を切ること、樹形を考えて切ることなどを教えてもらいました。2日目で剪定をさせてもらえるなんて、嬉しかったです。
現場研修3日目
現場は個人宅の庭で、作業内容は、剪定の前段階としての蔓取りでした。藤の蔓が周りの木々に越境して絡まってしまっていて取るのが一苦労でした。この日、初めて三脚(6尺?)を使って蔓取りの作業をしました。
その日は、レッドロビンの生垣の剪定を任されました。刈り込みバサミを使わず剪定鋏で手切りで行いました。正直言って仕上がりは綺麗でありませんでした。その後先輩に揃えていただきました。
現場研修4日目
現場は個人宅の庭で、作業内容は生垣に絡みついた蔓の除去と掃除でした。この日はあいにくの小雨交じりで少し寒い思いをしました。通常、雨の日は作業を行わないのですが、作業を開始してから降ったり止んだりの天気なので作業を続行しました。
この日はゴミ(選定した枝葉)がたくさん出て、そのゴミを運び出す仕事がメインで体力的にはきつい一日でした。が、仕事が終わってから、敷地になっている柿を持って行ってもいいよ、ということで十数個の柿を有難く頂いて帰りました。
現場研修5日目
現場は個人宅の庭で、生垣の剪定をやらせてもらいました。剪定鋏で手切りでやったのですが、思うようにきれいに仕上がりません。三脚から下りて高さが揃っているか確認しながらやったのですが、一部切りすぎて低くなってしまいました。その後、ツツジの生垣をバリカンで刈らせてもらいました。恐る恐る刈ったので、刈り込みが浅かったかもしれません。
現場研修を終了して正規のメンバーに
現場研修を終えるのに2ヶ月くらい掛かるかもしれないと、勝手に予想していたのですが、研修がトントン拍子で進み、約2週間で終了することができました。
体力的なキツさも想定内で、なんとかやって行けるだろうと思われましたが、汗まみれ、草木の汚れがちょっと気になりました。でも、屋外で仕事をして汗をかくのは非常に清々しく感じるのも事実でした。
ということで、5日間の現場研修を終えて、植木グループに加入したい旨を表明して、正規のメンバーになりました。今後は、働きに応じて報酬を受け取ることができることになります。
余談ですが、植木の仕事はシルバーの仕事の中でも時給が高いのです。聞いたところ他の自治体でも同じだそうです。週に3日X6時間ほど働いて、時給も良く、更に剪定の技術が身に着けば、80歳を過ぎても仕事ができます。
そういうことから、65歳以降の仕事として植木の仕事はお勧めできると思いますよ。
ここまで読んでいただき、どうも有難うございました。
是非、また、当ブログを読んでいただきますよう、よろしくお願いします。