定年退職しました
つい先週、定年退職しました。定年退職日当日のこと、介護保険料の払込請求が届いたこと、シルバー人材センターへの入会登録が済んだことなどをお話ししたいと思います。
目次
定年退職日当日のこと
退職日当日の朝、いつもと同じように出社しました。違っていたのは、職場の同僚へ挨拶代わりに配るお菓子を持参したことでした。慣習なので、事前に買い求めて用意しました。在宅勤務している人も一定数いて、出社している人が少ないと思われたので、日持ちのするクッキーにしました。
当日までに仕事の仕掛りをほぼ済ませていたので、午前中は退職に伴う事務手続きを行いました。忘れてはならないのが、健康保険の手続きです。国民健康保険にするか、今の健康保険を継続するか、悩んだ結果、結局、現在の会社の健康保険組合の任意継続を選択しました。その手続き書類を人事に提出し、また、今までの健康保険証と社員証IDカード、社章を返却しました。
新しい健康保険証を手にするまで無保険状態なわけで、なるべく病院に掛からないように気を付けなければなりません。万一、ケガや病気で医者に掛からなければならなくなったときは、治療費全額を一旦支払って、後日、新保険証が届いたら清算できると思いますが・・・。
退職に伴う手続きが終わった後は、パソコン内のデータの整理を行いました。これまでの調査に伴う報告書や種々のデータを部門の共有ドライブに移す作業を行いました。また、業務で使用したノート(機密情報が含まれている可能性がある)や、紙媒体資料を全てシュレッダーに掛けて処分しました。これで午前中の業務は終了です。
午後は、新規の調査について依頼者と面談を行いました。当日が退職日でしたので、当然のこと調査業務は退職後に請負で行うことになりました。退職後も仕事を頂けるのは大変ありがたいことですね。リピート顧客になっていただくよう、満足していただける成果を上げなければなりません。
夕方、業務終了間際に、皆の前で定年退職の挨拶をする機会を頂きました。スピーチは長くても3分間と一般に言われています。会社員生活42年間の思い出がよみがえりますが、私の経歴など、誰が興味を持っているでしょうか? 皆さんへの感謝の気持ちだけを伝えました。当初、スピーチ原稿を用意していたのですが、文字に起こすとどうしても堅苦しく、気持ちが伝わらないと感じましたので、原稿を無視して思うままに短めにスピーチしました。
また、「うけ」を狙おうとすると、失言をして後悔することが多く、注意したいものです。
スピーチの後、上長から贈る言葉を頂き、続いて花束と記念品を頂きました。このような年寄りのために、用意していただき感謝の念に堪えません。退職時に花束を頂くのは前の会社を含めて2度目ですが、帰りの電車の中では、いかにも「本日退職しました」と見られるかと思うと気恥しいです。実際は、誰もそんなこと思っておらず、自意識過剰だと思いますが・・・・。
帰宅して、妻に花束を渡し花瓶に挿して飾りました。その日の食事は、大盛りの刺身と普段よりちょっと高級なウィスキーのハイボールで妻と退職のお祝いをしました。
退職の翌日、市役所から介護保険料の納付書が届いた
退職日の翌日に市役所から封書が届きました。何かと思えば、介護保険料の納付書でした。介護保険料は10ヶ月分で81,000円で、9回に分割して納付できるようでした。
調べると、64歳まで給与から天引きされていたものが、65歳以降は基本的に年金から天引きされるということです。ただし、退職した年は、月割りになるため納付書で納付するらしいです。金額もグッと高額になります。給与収入によって変わるのですが、私の場合は64歳までは月額で2,436円程度でしたが、65歳以降は8,100円と3倍以上になりました。(会社が同額を負担していたので、正確には4,872円から8,100円への約1.7倍ですが、個人から見れば3倍以上に負担が増えることに違いはありません)
金額もさることながら、退職した直後に納付書が送られてくるとは、なんと抜け目がない、失礼!なんとしっかりしているのでしょう、と感心してしまいます。給付の場合は時間が掛かるのに、徴収は直ちに間違いなく実行されるのですね。
退職した今年の場合は、所得税だけは年金から天引き(源泉徴収)されますが、住民税と介護保険料は、納付書で納付ということになります。そのうちに、住民税の納付書が送られてくるのでしょう。
なお、健康保険については、国民健康保険を選択せず、これまでの健康保険組合に継続して加入することにしたので、健康保険組合に別途納入することになります。
シルバー人材センターに会員登録しました
退職後、シルバー人材センターへ出向き、必要書類の提出と会費+保険料を支払って、会員証を頂いてまいりました。これで正規にシルバー人材センターの会員となりましたので、今後、仕事のお話があれば受けたいと思います。
実は、退職日の直前に会員証を頂いていない段階でシルバー人材センターから電話があり、仕事を受けてくれるか打診がありました。その際は、急な話で心の準備ができておらず、また、退職前でしたので、丁重にお断りさせていただきました。
率直に言って、退職したばかりの今は、前会社からの請負の業務を第一にしたいと思います。言わば副業のシルバー人材センターの仕事は、前会社からの請負業務の遂行ペースが見えて余裕が出来るまでは、控えておいた方が賢明だと考えています。
ここまで読んでいただき、どうも有難うございました。
是非、また、当ブログを読んでいただきますよう、よろしくお願いします。