弟が認知症で困ったことになった

実の弟が60歳代なのに認知症になった。ことの顛末を公開します。

目次

弟の認知症に気が付いた経緯

 母と弟は東北地方に一緒に暮らし、私は東京に所帯を構えています。母は90歳近くになるので、介護保険をいつでも利用できるようにした方が良いと考えて、今年の1月に帰省した時に介護認定を受けるために、地域包括支援センターを訪ねました。

 その際に、ついでにと言っては何ですが、弟の介護認定も受けようと考えました。弟は10年以上前に脳梗塞で倒れ、その後遺症で右半身が不自由で、杖を突かないと歩けない状態です。仕事に就いていないため収入がなく、経済的には母親の年金に頼っている状態でした。

 帰省した時に気づいたのは、弟の部屋がおしっこ臭いことでした。原因は、弟が尿を垂れ流している状態にあることでした。母に尋ねると弟の食事だけでなく、洗濯など身の回りの世話をしていることが分かりました。母に、介護保険を使ってデイサービスを受けては?と勧めても、弟に世話があるから家を空けられないというのです。悲しいです。

弟の介護認定は「要介護3」

 介護認定を受けるには、かかりつけ医の診断が必要ということでした。弟は糖尿病の患者で毎日服薬する必要があり、大きな総合病院に定期的に薬をもらいに行っていました。そこで、大きい総合病院のかかりつけ医の先生に診ていただきました。

 診断を受けるために日帰りのつもりで病院に行ったのですが、糖尿病に状態が極めて悪く、そのまま入院することになってしまいました。実は、弟の部屋から飲むべき糖尿病の薬が大量に見つかり、弟は薬を飲んでいないことが分かりました。自分では飲んだつもりになっていたのか、面倒で服薬しなかったのかは分かりませんが・・・。

 糖尿病の薬をちゃんと飲んでいなかったために糖尿病が悪化したものと思います。弟は入院中に医師の診断を受けて、結果として「要介護3」の認定をうけることになりました。

弟の今後の生活は?

 「要介護3」ですから、介護が必要です。地域包括支援センターの方と相談して、弟が入所できる介護施設を探してもらうことになりました。次回は、介護施設を探し、弟が介護施設へ入所することになるまでの経緯についてお話しします。


ここまで読んでいただき、どうも有難うございました。

是非、また、当ブログを読んでいただきますよう、よろしくお願いいたします。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

特許調査

前の記事

先行文献調査の手順