健康寿命までの残り年数 いつまで働くべきか
先日、笑福亭笑瓶さんが66歳という若さで亡くなられたという訃報に接しました。毎週「噂の東京マガジン」を見ていた私には大変ショックなニュースでした。直近までテレビに出ていた方が急に亡くなられるなんて、私と年齢が近いこともあって、あらためて今後の生き方について考えさせられる出来事でした。
健康寿命までの残りの年数を再確認する
健康に活動できる健康寿命が何歳かというと、令和元年時点で男性の場合は72.68歳だそうです。私の年齢65歳からすると残り7年です。7年しか残されていないということですね。とても短いと思いませんか。
今現在は、在宅で特許の仕事(出願前調査)をしていますし、週に2~3回の頻度でシルバー人材の仕事(植木剪定)も掛け持ちでやっています。
それなりに充実した日々を送ることができていて、それはそれで良いのですが、このまま惰性で仕事を続けていて良いのだろうか?健康寿命までの残りの期間を仕事で消費していいのだろうか?もっと時間を大切に過ごした方がいいのではないのか?と考えることが多くなりました。
頭では寿命というものがあるのはわかっていても、日々の仕事に向かうことによって「人には寿命がある」ということを潜在意識の下に押し込んで、見ないようにしているだけです。
しかし有名人や身近な人の訃報に接すると、「人には寿命がある」ということをいやでも思い知らされるのです。健康でいられる間に自分は何がしたいんだろう?何をすべきなんだろうか?
今はやりたいことが思い浮かばないから、とりあえず仕事を続けて充実感を感じれればいいか?という状態が続いているのだと思います。
夫婦で車で日本一周の旅?
60歳代のご夫婦の動画をYouTubeで観ました。60歳代の夫婦が車で日本一周の旅をスタートするという動画でした。羨ましいですね!
そのご夫婦によれば「仕事はもういいか!」ということで仕事を辞めて車で日本一周の旅に出るというお話でした。やはり、健康であちらこちらに動き回れる体力が残っているうちに旅行を楽しみたいということでした。
会社の仕事を定年退職という名の強制終了をさせられた後に、特許調査業という個人事業を始め、更にシルバー人材の仕事をしていますが、「仕事はもういいか!」と完全リタイアするタイミングは自分で決めなければなりません。
特許調査業は最新の専門知識についていけなくなる時が来るので、永くても70歳くらいまでが限界だと考えています。委託される仕事量も徐々に減ってくるでしょう。
一方、シルバー人材の植木剪定の仕事の辞め時は注意が必要です。現状の植木剪定のメンバーは70歳代の方が中心で80歳代の方もおられます。経験を積んで腕が良くなってくると、仕事量も増えて週に4日~5日になることもあるようです。
経験を積むと責任者となり、顧客も付いているため、辞めたくても簡単には辞められない状況になるようです。現状では受注件数に対して熟練メンバーの人数が少ないため、辞めにくい状況のようです。
話をもとに戻すと、夫婦で日本一周の旅というのは羨ましいですが、私共夫婦では無理です。夫婦仲は普通ですが、一年中一緒に行動するほど夫婦仲が良いわけではありません。年に2~3回、2泊3日くらいの旅がちょうどいいです。まぁ、どうでもいい話でした。
結局、「仕事はもういいかな!これからは○○○○をすることにしよう!」と思える日まで仕事を続けるのでしょうね、残念ながら。
ここまで読んでいただき、どうも有難うございました。
是非、また、当ブログを読んでいただきますよう、よろしくお願いします。