会社をリタイア後、7ヶ月経った近況を報告
会社勤めをリタイアしてから早いもので7ヵ月が過ぎました。現在どんな暮らしをしているのか、特許調査請負業の状況、シルバーの植木剪定の仕事の状況などを思いつくまま報告します。
目次
特許調査(請負業)の状況
以前勤めていた会社から出願前の先行文献調査の仕事をいただいています。ありがたいことです。月に平均5件ほどの調査依頼を受けて、だいたい10日間ほどを調査に費やしています。
殆どの案件は専門外の技術分野であるので、まず関連技術の理解を行い、続いてキーワードの選定、特許分類の選定を行います。そのあと、検索式を設計して600件前後の調査母集団を作成します。ここまでで、だいたい1日かかります。
そのあと、調査母集団を対象に読み込み/スクリーニングを行って当該発明に関連する先行文献を複数件抽出していきます。そして、発明の構成要件に対応する記載個所を明示して調査報告書を作成します。これで、だいたい1日です。
こんな手順で調査を行っていますが、リタイア直後は調査に慣れていないため、1件当たり3日間くらいかかっていました。現在は、2日間で仕上げることができるようになりましたが、将来的には1日で調査を終えるようになることが目標です。
収入という面では、月に数万円の収入を得ることができています。月に5万円の収入を得ることをリタイア後の目標としていたので、十分に目標を達成できています。
シルバー人材センターの仕事
シルバー人材センターの仕事は、植木剪定の仕事を希望しました。昨年10月に5日間の現場研修を終え、11月から正規メンバーとして働き始めました。
仕事の内容としては、もっぱら力仕事が中心です。具体的には草刈りや植木を覆っている蔓(つる)の除去や、先輩職が剪定した枝(ゴミと言います)の片付け/掃除が仕事です。これは当初の想定の範囲内です。
掃除をしながら、時々、剪定の仕事をさせてもらえることもあります。これまでに切った木は、キンモクセイ、シラカシ、ツバキ、ツゲ、マキ、モッコク、カナメモチなどです。
毎回、何らかの失敗をして怒鳴られる日々です。リタイアしていい歳をしているのに怒鳴られながら仕事を覚えるのもどうかな?と思うことも正直ありますが、植木剪定は職人の世界ですから致し方ないと考えています。
この歳になると怒鳴って教えてくれる機会も殆どありませんから、ある意味貴重な経験です。
植木剪定の仕事は、危険が伴います。10尺(3m)の脚立にも登りますし、草刈り機(刈り払い機)や、バリカン(トリマー)も取り扱いを間違えると命にかかわります。今は緊張して扱っていますが、慣れるとかえって危ないと思います。
仕事は実働6時間で週に2回~3回ほどの頻度であります。ただし、雨の日は中止になりますので、だいたい週に2回程度でしょうか。収入は、数万円といったところです。なお、植木剪定の仕事は他の仕事よりも時給(配分金という)が高いです。
正直言って危険を伴う仕事で、かつ、体力的にもきつい仕事です。仕事の後には体重が1kgくらい減ります。おかげで体重コントロールのためのジム通いも少なくて済むようになりました。
一週間の行動パターン
シルバーの植木剪定の仕事は、曜日が決まっているわけではなく不定期です。特許調査の仕事は、納期が決まっていますが、その範囲内でスケジュールの調査が可能です。そのため、週に2~3日間、植木剪定の仕事をして、空いた日に特許調査の仕事を2~3日間行うというパターンです。
まれに、植木剪定の仕事が3日間入って、特許調査の仕事の納期がタイトな時があります。そのような場合は、土曜日曜に特許調査の仕事をやる場合もあります。仕事時間に制限がないのは、良いようでもあり、悪いようでもあります。
現状では、週に5日働いて土曜日曜に休むというパターンですが、これでは現役の会社勤めの時と変わらないじゃないか、と感じることもあります。
ここまで読んでいただき、どうも有難うございました。
是非、また、当ブログを読んでいただきますよう、よろしくお願いします。