シルバー人材センターの面接と研修を受けてきました

先日、シルバー人材センターの「入会説明会」に参加して話を伺ってきましたが、それから2週間後の今日、入会申込書を提出して面接を受けてきました。面接では希望する職種などを聞かれました。また、配分金(賃金に相当)の振り込みのために必要な書類やほかの手続き資料などについて説明がありました。

シルバー人材センターに登録を考えられておられる方に少しでもお役に立てればと思い、当日の様子を以下にご紹介したいと思います。

目次

面接では植木の剪定の仕事を希望 作業服と道具は自前で用意

シルバー人材センターの面接に行ってきました。入会申し込みに当たって一応人物を見るための面接だと思いますが、いわゆる採用面接のようなものとも考えられ、少し緊張しました。

まず、服装は何を着て行ったら良いのか? さすがにスーツでは堅苦しいだろうし、ジーンズにポロシャツというわけにもいかないだろう。結局、ビジネス用のスラックスに長袖ワイシャツにカジュアルなジャケットというスタイルで臨みました。当日は暑かったのでノーネクタイです。

約束の時間の30分くらい前に現地に着いて場所を確認し、外で時間を潰した後、10分前に面接会場に行きました。すると、係の方から直ぐに面接しますと言われ、面接が始まりました。

面接会場にはコロナ対策のアクリル板が設置されていて、シルバー人材センターの役員の方と職員の方の2名が面接官でした。まず入会申込書に記入された職歴や年齢の確認があり、また、英語が使えるか?パソコンにどれくらい詳しいか?などスキルについても聞かれました。

次に持っている資格について聞かれました。申込書の資格の欄には、普通自動車運転免許、弁理士試験合格などを記入していました。普通自動車免許について面接官の二人からそれぞれ『今も運転されているのか?』と確認されたことが印象的でした。きっと高齢者が多いので仕事場への移動のための運転手の確保が貴重なのでしょう。もちろん、弁理士の資格については一言も聞かれることはありませんでした。

その後、希望する職種について聞かれました。自分としては「植木の剪定」を希望する旨を答えました。「植木の剪定」の仕事は、簡単に修得できるものではなく、相当に時間が掛かるものであることの説明がありました。しかし、ゴルフなどと同じでなかなか上達しないことが面白いものです。そこで、「植木の剪定」を第一希望と回答しました。

その後、植木の剪定の仕事は、シルバー人材センターの仕事の中では最も事故が多く、それ故に、安全管理のために指導が厳しい=先輩方からの叱責が飛ぶ職人気質の職場であることの説明がありました。それは理解できます。趣味の山登り、特にロッククライミングでは安全のために厳しく指導されますからね。

また、仕事の時の服装(作業服)と、手持ちの道具(植木鋏、剪定鋏、鋸)などは、各自で購入しなければならないということでした。貸与されるのはヘルメットだけらしいです。ちょっとこれは意外でした。通常の会社なら無償で支給されるのが当たり前だと思っていましたから。まあ、少し費用が掛かりますが、それも一つの楽しみということにしましょう。

おそらく、最初の1年間は剪定をさせてもらえず、雑用係りと仕事後の掃除係りだと思います。まあ、ゆっくりやって行きたいと思います。2~3年掛けて技術を身に着けることができれば、75歳くらいまでは出来る仕事だと思います。

研修 手続き関係の説明

面接に続いて、入会手続きに必要な提出書類などについて説明がありました。

先ず仕事の発注ですが、「仕事がありますけど、やりますか?」という電話で打診があって、希望する場合はそれに応えるという感じで行われるようです。もし都合が悪ければ断っても何ら問題は無く、次の仕事に影響することはないということでした。

電話での求人の他に、市の施設(例えば○○文化センター)の管理の仕事の欠員募集が公報で通知され、希望すれば申し込むという形もあるそうです。

シルバー人材センターの仕事をするには会員になる必要があり、年会費2,000円と保険料900円を毎年納めなければならないということでした。初年度は現金で納付し、次年度からは郵貯銀行の口座から引き落としになるということです。そのため、郵貯の口座番号、自動引き落としのために郵貯に提出する書類について説明がありました。

その他には「就業承諾書」と「個人情報の取扱いに関する同意書」などの提出書類について説明がありました。

最期に、今後の流れについて説明がありました。今回の入会について理事会での承認を経て、7月上旬に会員証が付与されるということです。今日の説明会を聞いた限りでは、会員になっても仕事の話が来るまでにしばらく時間が掛かるようでした。下手をすると1年位仕事がない場合もあるようです。

また、「植木の剪定」の仕事は技術習得までに時間が掛かるので、65歳くらいから始めるのはちょうど良いということで、70歳台から始めるのでは遅いということでした。

植木職人という仕事

植木職人の仕事にについて調べると、YouTubeにたくさんの動画が上がっています。不要な枝の見分け方や切り方、揃えるべき道具など、予習するには十分な情報がネット上に上がっています。

何事にも凝り性な私にとって、夢中になれる対象が増えたということで、少しうれしい気持ちです。


ここまで読んでいただき、どうも有難うございました。

是非、また、当ブログを読んでいただきますよう、よろしくお願いします。

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