65歳後の仕事を求めてシルバー人材センターの入会説明会に参加してみた

65歳の定年退職の日まで、残りわずかとなりました。定年退職して無職になると、暇を持て余すことになります。また、趣味などに自由に使えるお金も欲しいので、シルバー人材センターで仕事を探してみようと思い、先日「入会説明会」に参加してきました。

目次

入会説明会の概要

1ヶ月ほど前、家のポストに「シルバー人材センターの会員募集中」のリーフレットが入っていました。自宅の近所で臨時に入会説明会が予定されているということでした。

「シルバー人材センター」というと年寄り臭いな~と思いましたが、自分もそういう年齢になったのだと思い直し、思い切って電話で参加を申し込みました。

説明会当日に会場に着くと、既に60代、70代と思われる方が30人ほど着席されていました。最初にシルバー人材センターの概要についてビデオを使った説明がありました。

シルバー人材センターは、市区町村単位で組織化されていて、東京都の場合58あるそうです。また、シルバー人材センターから仕事を得て働くためには、シルバー人材センターの会員になる必要があり、年会費の納入が必要だということでした。

続いて、人材センターの職員から入会手続きまでの流れが説明されました。本日の「入会説明会」の後に、後日入会申込書の提出と「面接・研修」があり、理事会で入会が承認された後に「会員」として認められるという流れです。

なお入会には、年会費の2,000円とシルバー保険の一部負担金900円の支払いが必要ということでした。保険料負担金というのは、シルバー人材センターを介して働く場合は、殆どの場合は請負仕事になるため、労基法の対象外になります。そのため仕事中にケガをしても労災が適用されません。そこで、万一のための補償として保険を掛けるようです。

つづいて、人材センターの役員から仕事の内容の説明がありました。仕事の種類は大きく分けて以下のような仕事になります。

① 屋内外で身体を動かす仕事 例えば、市内公園清掃や草刈り
② コミュニケーション力を活かした仕事 例えば、文化センター等受付、放課後こども教室
③ シルバー派遣事業 例えば、大学等の授業補助
④ 研修と経験により技能を習得して就く仕事 例えば、植木剪定、洋服リフォーム
⑤ 資格・専門的技術を活かした仕事 例えば、学習教室、書道教室
⑥ その他 例えば、駐車場料金徴収、シルバーパスの発行

シルバー人材センターでは、地域で必要とされる仕事を請け負うため、隣接する市区町村の仕事を請け負うことは出来ません。逆にいえば、地域で発生する仕事はその地域のシルバー人材センターで独占できるということになります。

そのため、その地域・地域で仕事の種類や仕事量はかなり変わるようです。言われてみれば、そうでしょうね。

質疑応答

つづいて、質疑応答の時間になりました。人材センターの役員から回答がありました。

Q どのくらいの収入が得られるのか?
A 働ける日数は、概ね月に10日程度以内 概ね週20時間を超えない程度
  概ね6時間×時給1000円程度×10日 約6万円程度の収入が見込める
  ただし、人によるので、平均は月4万円位である。

Q パソコン教室の講師はどうか?
A 生徒数が少ないので、ワークシェアすると収入は限定的である。

Q 植木の剪定や刃物研ぎは、全く未経験だが大丈夫か?
A グループの熟練者が教えてくれるので大丈夫です。

Q 人気がある仕事は?
A 体育館や文化センタの受付は人気がある

C 割合で言えば、屋内外で身体を動かす仕事に就いている人が5~6割、コミュニケーションを活かした仕事に就いている人は3割程度である。

「面接・研修」の日程調整

質疑応答の後に、後日予定されている「面接・研修」への参加について、ひとりづつヒアリングして面接日時の調整が有りました。

その際に「面接・研修」に参加せずに入会をキャンセルされる方が3割ほどいらして、意外でした。入会説明会で聞いて、見込める収入が思っていたよりも少なかったのか、仕事内容が合わなかったのか、理由は分かりませんが、思ったよりも会員を断念する方が一定数おられました。

自分は会員になるつもり

自分はどうするか? 収入はあまり見込めませんが、趣味に使う小遣いとしては十分ですし、地域社会とのつながりを持てるので、次のステージ「面接・研修」に進もうと考えています。


ここまで読んでいただき、どうも有難うございました。

是非、また、当ブログを読んでいただきますよう、よろしくお願いします。

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