久しぶりの山歩き 平日の高尾山
東京都に出されていた2回目の緊急事態宣言が解除されたので、久しぶりに高尾山に行ってきました。高尾山は東京にある山で、都心部からの交通の便が良いことに加え、ミシュラン観光ガイドでの3つ星評価などの影響もある超人気の山です。
本記事では、3月下旬に高尾山を訪れたときのことをご紹介しています。
東京都の2回目の緊急事態宣言が解除されて
3月21日をもって東京都の緊急事態宣言が解除されました。本当にず~っと山に行くのを控えていました。たまたま休暇が取れたので、平日の25日に久しぶりに高尾山に行ってきました。
コロナ騒ぎが始まる前、そう2019年までは、春は残雪の燕岳、夏は槍ヶ岳・奥穂高岳など北アルプスの山々、冬は深雪の谷川岳と四季折々の登山を満喫していたのですが、コロナ禍で一変して山に行けなくなり、日々鬱々としていました。山を愛する皆様も同じだったことでしょう。
また、仕事面ではコロナ禍で在宅勤務となったため、家から一歩も出ない日が続き一日の運動量がめっきり少なくなりました。さらに、毎週末に通っていたジムも感染を恐れて行きづらくなり、結果、体重は5kgほど増量しました。筋肉量は減っているので脂肪が5kg以上増えている計算です。
今年(2021年)の夏は、北アルプスの山々に行けるでしょうか? ワクチン接種は、きっと、未だ順番が回ってきてないだろうから、今年の夏山も諦めなければならないでしょう。今回は、とりあえずリハビリ?のために近場の高尾山に行くことにしました。
展望台で一本立てる 一本立てるとは休憩するということ
高尾山は、これまで何やかやと10回以上登っていますが、今回は6号路を登ろうと出発しました。しかし、6号路は3月末まで工事のために通行止めということで、仕方なく、いつもの「稲荷山コース」を登ることになりました。
当日は花曇りで風もなく、富士山は見えないだろうけど、まあまあの天気です。世界的に有名な高尾山でも、平日ということもあって人出は少なく、ゆっくりと山路を登っていきます。
登り始めてから50分ほどで展望台に到着。一本立てます。「一本立てる」とは休憩するという意味なのです。その昔、剛力(ごうりき)が歩荷(ぼっか)の途中で休憩するときに、杖を背負子(しょいこ)の下に立て立ったまま休んだことから「一本立てる」と言われるそうです。山岳会の先輩から教わりました。
ところで、この展望台には少し前まで「ぼっとんトイレ」が設けられていました。ご存知でしたでしょうか?どうでもいいことですが、とっても臭かったのです。トイレを撤去して稲荷山コースのイメージが大分良くなりました。
さて展望台から50分ほど行くと5号路に交差します。ここから高尾山の山頂まで長い階段が続いているのが見えます。大概の山は山頂近くで傾斜がきつくなるのです。はぁはぁ言いながら高尾山山頂に到着しました。
花曇りで富士山は、やはり見えませんでした。ここから見る富士は格別なんですが、残念です。いつもの高尾山山頂は人・人・人で一杯なのですが、平日の今日はとても空いています。昼食を取る場所も自由自在で好きな場所を確保できました。
山頂に到着したのが昼飯時でしたので、ベンチを確保し、やおらEPIgas REVO-3700でお湯を沸かし、「マルちゃんガッツリ系ニンニク塩味」カップ麺を頂きました。山で食べるカップ麺は旨いんです。不思議です。
高尾山口駅から電車で家に帰って、まず何をさておいても旨いビールを飲みたい! 本来ならば、下山後に居酒屋で生ビールを頂くのが至極の幸せ! これが山を登る目的なのかも! ということなのですが、1年以上生ビールを飲んできません。こんな時代が来るとは、世の中、何があるのかわかりません。
ここまで読んでいただき、どうも有難うございました。
是非、また、当ブログを読んでいただきますよう、よろしくお願いいたします。